2015年12月10日木曜日

【代表はこんな仕事もしてます】

【代表はこんな仕事もしてます】
今日は、羅臼高校で講演をしてきました。
選択で羅臼の水産を学んだ「高校生の水産教室」の閉級式が行われ、
記念講演として呼んでいただきました。
 
全校生徒113名。
羅臼生まれ羅臼育ちの高校生に向けた話・・・
何を話そうか悩んだ結果、用意した演題は、
「私たちのふるさと
 羅臼の”ふつう”は世界の”すごい”にあふれてる」。
家の裏でシマフクロウが鳴き、
玄関開けた上空でオオワシが飛ぶ光景。
キンキ、ウニもういらない~って言ったことある?!
水深2~10mのウニ・昆布、
800mのキンキ・サメガレイまで、
多様な種が、しかも一年中とれる羅臼の前浜。
世界に誇る羅臼の宝、羅臼昆布。
今でも変わらない受け継がれてきた製法、
厳しい自然と共に生きてきた先人たちの苦労と
そして文化と歴史。
羅臼「すごい」ことだらけだね!って。
 
私が行ってる産業ガイドというものも、
美味しい海の幸を食べに来てくれたり
自然体験をしに来てくれたり
羅臼にたくさん来て下さるお客さまに、
羅臼の魅力をもっといろんな角度から
感じていただきたいと思ってるんだよーと紹介しました。
ただ食べるだけ、体験するだけじゃなく、
その裏にある漁業者さんの苦労や思いも知ってほしい。
地域を知ってもらうことが、価値を高めることにも
つながるのではないか…そう思ってると。
羅臼の「ふつう」な話は高校生にとって、
きっと特に真新しいことではなかったでしょう。
でも、
「ふつう=すごい」を知ることが
「地域を守る」ことにつながる
ってことが伝えたかった。
これから羅臼を離れる子にも、
家業を受け継ぐ子にも、
ほんの少~しでも伝わっていてくれたら、
いつの日か伝わるときが来てくれたら
それだけでじゅ~ぶん!
 
オフシーズンのお仕事紹介でした(#^^#)
 
※写真提供:羅臼町教育委員会

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