2015年1月27日火曜日

ココならでは料理③

旬な鮮魚で作る地元料理
第三弾!「ちゅう」


ちゅう???
そう、ちゅう!
あのコクと歯ごたえがたまらない、マスト日本酒♡
な、ちゅう(^^♪

ちゅうとは、
主に真鱈やスケトウダラの「胃」の
この地域での呼び名です。
(だと思います…たぶん)

その「ちゅう」を肝で和えた料理なので、
「ちゅうの肝和え(とも和え)」が本当の料理名なのかも。
それを、略して「ちゅう」とみなさん呼びます。

コリコリした歯ごたえの胃袋と、
コクと旨味が深い肝を、和えた料理。
お酒にはもちろん!
白いご飯のお供にも最高な一品。

羅臼に来たての頃、
「ちゅう作ったけど、食べに来る?」
っていう羅臼のお姉さんからのお誘いが
嬉しかったなぁ~(^^;)

<材料>
・真鱈(もしくはスケトウダラ)の胃袋…一匹分
・真鱈(もしくはスケトウダラ)の肝…一匹分
・長ネギ…お好みで
・味噌…適量
・酒…適量
・砂糖…少々
・塩…少々

<作り方>
①ちゅう(胃)を、お湯でボイルし、灰汁をきれいに洗い流す。

②縦半分にし、3mm程度の細切りにする。(輪切りでも)

③肝をボイルする。中までしっかり火が通るように。

④肝をすり鉢ですり、味付けをする。

⑤ちゅう、みじん切りにした長ネギを加え、和える。

2015年1月24日土曜日

ウニ初競り

とろける濃厚な甘さ
一度食べたら忘れられない
心つかまれる魅力の持ち主♡


宝石のように輝くエゾバフンウニ。
本日、初競り!羅臼ウニ。
いよいよ、店頭に並びます!


盛り方ひとつで倍以上の値段が変わる、
「折詰め」の技術・品質を見分ける
仲買人さんの目が、キラリと光る
競りの現場からお届けしました~。

2015年1月22日木曜日

初漁♪

この日を待ってた人~~?!
(大声で「はぁーいっ!」と自答)
今日、待ちに待った羅臼のウニ初漁♪
きっと待ってた人、いっぱいいるはず♪


漁師のみなさん、
カゴいっぱいの今年初ものの
ウニとともに帰港。
ひとまず無事初日を終えた安堵、
今日から6月までの漁期が始まった
さぁ!これから!という活気を感じました。


漁師さんの帰港を
カメラ片手に待ってたときの
かじかむ手…(手袋忘れた私が悪い)
そんな一時の寒さより、数十倍寒いであろう
冬の海の上でのウニ漁。

羅臼の美味しいウニは、
豊かな海はもちろんのこと、
漁師さんやご家族の大変な苦労があって
いただけることを、改めて実感するのです。

羅臼だからこその美味しいウニには、
より価値を高めるための技術とともに
全国に出荷されます。

そんな味も技術も体感・体験できる、
「海鮮ランチ付き!ウニ割り体験」は
2月1日~、始まります!


冬一番人気のツアー、
お申し込みはお早めに♪
お待ちしております(^^♪

2015年1月20日火曜日

ココならでは料理②

旬な鮮魚で作る地元料理
第二弾!「子和え(こあえ)」
※第一弾!「スケソ湯煮」はコチラ↓
http://shiretoko-rausu-lincle.blogspot.jp/2015/01/blog-post_17.html


生のタラコ・スケコが手に入る地元ならでは。
歯ざわりプチプチのコッコ(子のこと)と、
こんにゃくの煮物です。
この時期になると必ず食べたくなる味がコレ。

おかずはもちろん、お酒の肴に、
あったかいご飯の上にのせて子和え丼もGood!

羅臼に来て7年。
本当の娘のように気にかけて面倒をみてくださる、
「羅臼のお母さん」の味を思い出しながら
作ってみました。


<材料>
・スケトウダラ卵…一匹分
・つきこんにゃく…一袋
・酒…適量
・砂糖…適量
・しょうゆ…適量

<作り方>
① つきこんにゃくを湯通しする。

② ①を鍋にいれ、砂糖、酒をいれて火にかける。

③ 皮をきれいに剥いた(ぶつ切りでもOK)タラコをいれる。

④ しょうゆで味付けし、味見をしながら汁気がなくなるまで煮込む。

お酒もごはんも思わずすすんじゃう旨さ♪
お母さんの味に近づきたくて何度も作っちゃう…(^^;)

2015年1月19日月曜日

冬の羅臼の気候

結氷の羅臼川に吹く
穏やかな風、19日15:33現在。


ウソみたい…
だって、昨日はコレ↓

息もできない暴風、17日00:35時点、
最大瞬間風速33.8m/s。。。

標高1,661mの羅臼岳にぶつかって
吹き降りる北西の風がもたらす、
多量の雪と強風。

冬の羅臼独特の気候です。

2015年1月17日土曜日

ココならでは地元料理①

こあえ?ちゅう??
旬な鮮魚で作る地元料理
第一弾!「スケソ湯煮」

大漁の羅臼市場で
スケソ(通称。本名スケトウダラ)とマダラ
に見つめられ、腹ペコになった私。

旬な彼らを目の前に、
「今食べなきゃいつ食べるの?!」
ぐうぐうのお腹をかかえつつw
台所に立ち作ってみました、地元料理。


まずは第一弾!「スケソの湯煮」


はい、これ一番簡単。
テキトー&万年料理修行中の私でも作れて、
ヨダレもんの美味料理。

そもそも「湯煮」ってなに??
…ですよね。
私も羅臼にくるまで知りませんでした。

湯煮とは
網走や羅臼など、
北海道の一部の地域に伝わる伝統料理。
字のごとく、「湯」で「煮」る調理法です。

羅臼では、
メンメやスケソ、真鱈などを湯煮にします。
羅臼昆布のだしが決め手の、
簡単なのに超がつく美味しい料理!

初めてメンメ湯煮をいただいたときの
ほっぺは、いまだ見つかってないくらいw

力強い羅臼昆布の特性を、
はっきり感じることができる料理がこれです。
これが、羅臼昆布なんだ…って。
魚の旨さをぞんぶんに引き出しつつ、
昆布のUMAMIをガツンと感じ、
相乗効果で驚きの美味しさ!!
はっきり言って、ビックリするはず。
ぜひ、舌で体感してほしい。

各家庭でも調理方法はいろいろあると思いますが、
私が作る方法はコレ↓。

<材料>
・スケソ…一尾
・羅臼昆布…10×15cm程度
・酒…適量
・塩…適量

<作り方>
①スケソは頭・内臓をとって切り身にし、軽く塩をふる。
 身は骨付きのままでも可。
 (内臓は次の料理に使うのでとっておく)

②鍋に水、羅臼昆布をいれ火にかける。
 湯に色がつく程度。
 これは羅臼昆布のだしがでている証拠。

③ ②に少量の酒を入れる。

④魚をいれ、沸騰しない程度で煮る。
 灰汁をとりながらゆっくり…5~10分程度。

⑤くずれないようにお皿にあげ、
 お好みでおしょうゆやポン酢、ネギなどと食べる。
 (私は昆布とお魚の味を楽しみたいので、
 何もかけずそのまま食べます♪)

※これはスケソ湯煮ですが、
メンメ(キンキ)では、魚を昆布で巻いたり挟んだりして
湯煮をします。
それはまた今度~。

2015年1月16日金曜日

まるでメーヴェのよう?!

この巨体が大空を飛んでいるのです!!


流氷とともに冬、
知床にたくさん飛来してくるオジロワシ。
羽を広げると、なんとこの大きさ!

こんなオジロワシとのせいくらべができるのは、
羅臼ビジターセンターです。
http://rausu-vc.jp/

流氷&バードウォッチングしたあとは、
温泉熱床暖deあったかビジターセンターで
ワシとせいくらべ♪
いかがですか??

2015年1月13日火曜日

イマココだけの光景

見てー!この量!!!
羅臼の市場!揚がってます!!!
 
 

旬の今、ノリにのっているのは…
「真鱈(マダラ)」

白子といえばこの魚の精巣。
身はお鍋で食べれば最ッ高にいい出汁でます♪


「スケソ(通称。和名スケトウダラ)」

みんな大好きタラコ・明太子はこの魚の卵。
もちろん身もすり身や三平汁、湯煮など…。


「スケ(通称。和名マスノスケ、英名キングサーモン)」

脂肪分の多いサケ。
お刺身はもう絶品!
刺し猪口のしょうゆにふわっと広がる油、
口の中でとろける甘さ…。


あぁ~
書いてて想像してたら
お腹減っちゃった~(^^;)

競り人さんの吐息が白い、冬の競り。
こんな美味しい彼らが市場に並ぶ様子は、
イマココでしか見られない光景。

見に&食べにきてね♪

2015年1月11日日曜日

これが羅臼です。

除雪車保有数No.1なんじゃないか?!
ってくらいな羅臼町の、
すっごく積もった朝の光景。


除雪車(通称:ブル)を持っている方は、
自分の家の周りだけでなく、
ご近所や頼まれれば出張除雪もアリ。

本当にありがたい・・。
人力だけでは日が暮れそうなほどの量を、
ブルがガガガ…ってやってくれると、
ありがたくて涙が出そうになる。

羅臼の、
地域のつながりの濃さを改めて感じた。

ふぅ・・・
雪かきに始まり、
雪かきに終わった一日。。。

みなさん、お疲れさまでした~。

2015年1月10日土曜日

風に足もとすくわれてコケました。。。

ひぇ~~~
信号も見えない~~

暴風警報発令中!
猛吹雪な羅臼の現在の様子です。

見通しのきかない、
身体を持っていかれそうなほどの暴風雪。
吹き溜まりができやすく、車の運転も危険です。

こんな日は外出を控え、自宅待機。
もちろんガイドもお休み。
吹雪が止むのを待ちます。

こんな日、
森の動物たちはどうしているのでしょう。
ただひたすらに耐えているのでしょうか。

厳しい自然。
これも、知床の顔です。

2015年1月9日金曜日

翼を広げると2.3m!

ようこそ、羅臼へ。
シベリアからのお客様。

約3,000km、
遠いとおいシベリアから
渡ってきたのは、オオハクチョウたち。

比較的風をかわせる漁港内で、
羽を休ませていらっしゃるご様子。

羅臼でたくさん栄養をつけて、
元気にまた飛んでいってね。

漁港内を歩くと、
こんなお客様との出会いもあります。

2015年1月8日木曜日

パパさんダンプもあるよ

特に日本海側・太平洋西部地域にお住まいのみなさま、
暴風・積雪の影響、大丈夫でしょうか…。
荒れたお天気がこのあとも続くようです。
どうか、ご注意ください。


まとまった雪が降った日は、
総出で行います「雪投げ」。
※羅臼では「雪投げ・雪とり」と言います。


今日も朝から人力雪投げフル出動!
そんなときに大活躍する道具たち。

薄く積もった雪をまとめて押す
「スノープッシャー」


一度にたくさんの雪をかきつつ運べる
「ママさんダンプ」


一度にもっとたくさんの雪を運ぶよ
「ソリ」


雪国の必需品、雪投げの道具たち。
まだ種類はあって、紹介したいのですが、
本日3回目の雪投げをしに行かなくては
いけないので、このへんで…。

2015年1月7日水曜日

「らうす」なので…安易?(^^;)

今日の出会い
漁港にラウちゃん♡

漁港内でゴマフアザラシ発見!

水面から頭をのぞかせ、コチラを見ていました。

今晩から時化そうな気配を感じて、
漁港内に避難してきたのかな??

市場の競り見学ができる、
「港ガイドと行く!
 魚市場うまいもんめぐりツアー」
では、こんな思いがけない出会いもあるかも♪

真冬でもアツく活気あふれる競りを、
元気いっぱいご案内しています(^^♪

あくび連発な彼らも寝起き

寝起きの目をこすりつつ、
ガツンと早朝の風を浴びて向かった先に…


トドです!
羅臼の海に、冬にだけ現れるトド。
これから出産を迎えるトドたちは、食欲旺盛。
根室海峡の豊かな恵みに、彼らも支えられています。

2月10日までの限定ツアー!
羅臼町遊漁船部所属 瀬渡し会主催
「知床海獣ツアー」は、
毎日元気いっぱい受付中♪

お問い合わせ・お申込みは
知床らうすリンクル0153-85-7604まで。

2015年1月1日木曜日

☆A Happy メェ〜 Year☆



今年も元気いっぱい、羅臼の魅力を発掘&お伝えしていきます!
どうぞよろしくお願いします。

今年も皆さまにとって良き年でありますよう、お祈り申し上げます。

羅臼でお会いできますように…☆